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学生ビザ規制に関する追加情報

2024年2月5日、先日新しく発表された学生ビザ申請の制限とその他の変更に関する追加情報を発表しました。

国際学生はカナダのキャンパス、コミュニティ、および経済に重要な貢献をしていますが、近年、国際学生プログラムで持続不可能な成長が見られています。最近発表されたこれらの改革は、カナダの持続可能な人口成長を支援し、システムの整合性を向上させるとともに、国際学生がカナダで良い経験をするのを支援します。

州・準州からの証明書導入

2024年1月22日午前8時30分(東部時間)以降、ほとんどの新たな留学生は、学生ビザ申請に州・準州からの証明書(Provincial Attestation Letter - PAL)が必要となります。移民局は、PALがない場合、特例を除き申請を受け付けずに返送するとしています。

    この証明書は、学生が国の制限内で州または準州に割り当てられている証拠となります。州と準州は2024年3月31日までにPALの発行プロセスを整備する予定となっています。カナダ政府はケベック政府と協力して、ケベック学習許可証(Certificat d'acceptation du Quebec pour etudes)がPALとして機能する方法を検討しています。

    2024年1月22日午前8時30分(東部時間)以前に移民局が受け取った学生ビザや、すでにビザが承認され、今後のプログラムでカナダに渡る予定の学生は追加の手続きを取る必要はありません。

    証明書(PAL)は誰が必要?

    • 大学やカレッジの学生ビザ申請者
    • 学位を授与しない大学院プログラム(例:サーティフィケートプログラムおよび大学院のディプロマ)
    • 以下に挙げる例外リストに含まれていないその他の学生

    証明書(PAL)が必要ない条件は?

    • 小中学生
    • 修士または博士の学生
    • 観光または交換留学生
    • カナダ国内で学生ビザまたはワークビザを持っている人(延長申請をしている学生ビザ保持者も含む)
    • カナダ国内で学生ビザまたはワークビザの保持者の家族
    • 2024年1月22日午前8時30分(東部時間)以前に申請が受け取られた学生

    修士課程(Master)卒業者のためのポスグラ(PGWP)に関する変更

    修士課程プログラム(Matser)卒業者は、卒業後カナダの労働市場においての率先力になることを考慮し、卒業後永住権を申請する為に必要なカナダでの勤務経験を得る機会を提供する為に、PGWPの有効期間を更新しました。

    2024年2月15日からは、2年未満の修士課程プログラムを修了する卒業生には、それ以外のPGWPの資格基準を満たす場合、今までより長い3年のポスグラが利用可能になります。

    修士号以外のプログラムについてのPGWPの期間は、引き続きプログラムの長さに合わせて最大3年となります。

    長期間のポスグラ対象となる人は?

    • PGWP対象の指定された学校で少なくとも2年間のプログラムを修了した卒業者。また、修士課程プログラムが2年未満の場合も同様。

    公私協力型のカレッジプログラムのポスグラ対象性

    一部の州では、公立カレッジがカリキュラムを提携する私立カレッジで提供することが許可されています。これらの場合、学生は物理的には私立カレッジに通学しますが、公立機関からのディプロマが取得できます。これらの機関が提供する教育の質や学生サポートの不足に関する懸念が提起されています。オンタリオ州の監査官もこれらの機関でプログラムの品質と学生サービスに対する監督不足に関する懸念を表明しています。

    そのため、移民局はこれらの機関に対するPGWPの制限を変更し、これらの私立カレッジからのPGWP申請を制限することで、これらの機関への学生の受け入れ減少へつながることを期待しています。

    公私協力型カレッジプログラムからPGWPの申請資格があるのは?

    • 現在在籍中の留学生は、他の申請資格基準を満たしていれば引き続きPGWPの資格があります。

    このプログラムから卒業後にPGWP申請資格がない人は?

    • このタイプのプログラムに新しく入学する学生は、ポスグラ対象外となります。

    配偶者オープンワークパーミットの申請資格変更

    今後数週間で、留学生の配偶者および事実婚パートナーのためのオープンワークパーミットの資格が更新されます。

    配偶者オープンワークパーミットが申請できる条件は?

    • 資格は修士(修士および博士)および専門職の学位プログラムの学生の配偶者および事実婚パートナーに限定されます
    • この変更が有効になった後も、既存のワークビザ延長をする留学生の配偶者と事実婚パートナーは引き続きこのストリームの対象となります。

    配偶者オープンワークパーミット対象外となるのは?

    • 修士・博士レベル以外のプログラム(例えば学位やカレッジプログラム)の学生の配偶者および事実婚パートナーは、このストリームの下で既にオープンワークパーミットを保持していない限り、対象外となります。

    こちらの発表に関しては、今後数週間で更新との記載がある為、現時点ではいつから適応されるのかは未定となっています。

    今後も追加でアップデートがあり次第取り上げていきたいと思います。

    IRCC Update

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    Mika.F

    Mika Fukuyama/カナダ政府公認移民コンサルタント College of Immigration and Citizenship Consultants (CICC)メンバー: R710017 Canadian Association of Professional Immigration Consultants(CAPIC)メンバー:R23092 大学在学中にカナダ留学を経験。卒業後、5年間日系のメーカー企業で営業として勤務した後カナダへ移住。MFIC Immigration Inc.の代表であり、別企業でImmigrtaion Consultantとしても勤務。

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