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Express Entry:新カテゴリー別ドローイングとQ&A

移民大臣のショーンフレーザーはExpress Entryのカテゴリー別ドローイングの開始を発表しました。

移民局は2023年のカテゴリーとして、下記の分野での能力・職務経験を持つExpress Entry申請者に焦点を当てたドローイングを行う予定です。

・フランス語上級者(フランス語検定で全てのスキルNCLC7以上が条件)

・ヘルスケア従事者

・科学・技術・エンジニアリング・数学(STEM)の職種

・大工・配管工などの技術専門職

・運輸・輸送業者

・農業・農産食品業従事者

ショーンフレーザーはこれらの対象職種におけるスキルドワーカーを永住権申請へ招待することで、カナダ全土で需要のある職種を歓迎するという取り組みを支援できると述べています。

新しいカテゴリー別ドローイングは今年の夏後半に開始される予定です。

なぜカテゴリー別ドローイングが導入されたのか?

新しいドローイング方式は、カナダ全土でのある特定の職種不足を解消することを目的としています。移民は、労働力不足の解消や、ケベック州以外のフランス語少数派コミュニティにおけるフランス語の重要性を高めるための重要な要素とみなされています。

フレーザー氏は”どこに行っても労働力不足に悩む雇用主からの声を耳にします。Express Entryシステムの変更により、彼らが成長し成功するために必要なスキルドワーカーを確保することができます。経済を成長させ、労働力不足に悩む企業を支援できるだけでなく、フランス語に堪能な候補者の数を増やすことで、フランス語圏コミュニティの活力を保証することもできます。要するに、カナダの移民制度は、国の社会的または経済的ニーズに対してこれまで以上に柔軟に対応しているのです。”と語っています。

カテゴリー別ドローイングは2022年6月に行われた、移民・難民保護法の変更に続いて今年から開始される予定でした。これらの変更により、ショーンフレーザーはカナダの経済的な優先事項をサポートするために、移民をキーとなる属性に基づいて選択する権限を持つようになりました。

カテゴリーはどのように選ばれるの?

カテゴリーは、法的要件に従って、フレーザー氏が州や地域、業界のメンバー、労働組合、雇用主、労働者、労働者支援団体、移住者支援機関、移民研究者、実務家との公開協議に参加し、要件に基づいて選ばれました。

移民局は毎年以下の点について議会にて報告することが義務付けられています。

・前年に選ばれたカテゴリー

・なぜどのように選ばれたのか

・カテゴリーを設立するための指示

・各カテゴリーごとに発行されたInvitationの数

新しいドローイングの開始日は?

新しいドローイングは、今年の夏後半に開始される予定ですが、具体的な日程はまだ発表されていません。

対象職種で働いている場合Express Entryのプロフィールは必要?

申請者は引き続き、Express Entryで管理されているプログラムの資格基準を満たす必要があります。対象のプログラムは、Federal Skilled Worker Program・Federal Skilled Trade Program・Canadian Experience Classです。

CRSスコアは適用されなくなりますか?

CRSスコアは引き続きExpress Entryの抽選において考慮されます。移民局は、依然としてカテゴリーに関係なく申請者をPR申請へ招待するドローイングを実施します。これには、すべてのプログラムを対象とするドローイングや特定のプログラムを対象とするドローイングが含まれます。移民局によると、カテゴリーに基づいたドローイングでは、カテゴリーの要件を満たすExpress Entry申請者をランク付けし、上位の申請者に永住権申請への招待をします。

新しいカテゴリーごとに基準は異なりますか?

5つの職種別カテゴリーの中で、すべての申請者は下記の条件を満たす必要があります。

・過去3年間において、対象となる単一職種で少なくとも6カ月間の連続した勤務経験(カナダ国内外)を有していること

・その回のドローイングで定められたすべての要件を満たしていること

フランス語能力に基づいて選ばれる申請者は、Niveaux de Competence Linguistique Canadiens (NCLC)においてすべてのスキルで最低7のスコアを保持している必要があり、その回のドローイングで定められた要件を満たしている必要があります。

PNP(Provincial Nominee Program)の申請者向けのドローイングは引き続き行われる?

移民局によると、州・地域のノミネーションを受けた申請者を一般的なドローイングやPNPのドローイングう通じて招待を続けると述べています。 移民局は、これらの申請者は省や地域の経済に貢献するためのスキル・教育・勤務経験を保有していることを述べています。

カテゴリーは変更される可能性がありますか?

カテゴリーは年次報告書に基づいて年毎に変更される可能性があります。移民局の議会への報告書にはExpress Entryの年次報告書におけるカテゴリーベースのドローイングに関する情報も含まれると述べています。

Source:CIC NEWS

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Mika.F

Mika Fukuyama/カナダ政府公認移民コンサルタント College of Immigration and Citizenship Consultants (CICC)メンバー: R710017 Canadian Association of Professional Immigration Consultants(CAPIC)メンバー:R23092 大学在学中にカナダ留学を経験。卒業後、5年間日系のメーカー企業で営業として勤務した後カナダへ移住。MFIC Immigration Inc.の代表であり、別企業でImmigrtaion Consultantとしても勤務。

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