移民

PR申請者:バイオメトリクス義務化について

移民局(IRCC)は、永住権申請者のバイオメトリクスに関するポリシーを更新しました。

2023年6月14日以降、永住権を申請する人は、過去のビザ申請においてバイオメトリクスをすでに提出していたかどうかに関係なく、新しくバイオメトリクスを提出することが必要となります。

今回の更新により、移民局は永住権申請について、コロナのパンデミック前の手続きに戻ることとなりました。パンデミックの間、過去10年間にビザ申請の際バイオメトリクスを提出していた場合、PR申請時に再提出は不必要とされていました。

パンデミック後の通常プロセスの再開

2020年9月、移民局は過去10年間にバイオメトリクスを提出しているPR申請者は、新たなバイオメトリクス提出は不必要とされていました。これは、パンデミックの制限により多くのビザ申請センター(VACs)が一時的に閉鎖されたことへの対応策でした。

当時移民局は、PR申請者の多くは、過去の一時滞在ステータスを保持していた人が多く、新たなバイオメトリクスの提出を求めることにより、申請のプロセスの妨げになると判断しました。

パンデミック制限が緩和されるにつれて、移民局はパンデミック前のサービス基準に戻る方向で進んできました。最も大きな障害の1つであった申請の未処理案件も大幅に削減され、申請処理時間も以前通りに近づいてきました。

移民局がカナダ弁護士協会の移民部門に送ったメールによると、「PR申請における過去のバイオメトリクス再利用はパンデミック下での一時的な対策でした。パンデミックが終わったため、過去のバイオメトリクスの期限に関係なく、PR申請時には新たなバイオメトリクスの提出を必要とする通常のプロセスを再開します」と説明しています。

これらの変更は、観光・学生ビザ・就労ビザの一時滞在のステータス申請をする人には適用されません。また、一時滞在のステータス延長を申請する場合も、バイオメトリクスを再提出する必要はありません。

バイオメトリクスとは?

移民局は、カナダでの居住、就労、観光等の初回申請の際、申請者の指紋と顔の写真の提出を求めています。現在のバイオメトリクスの提出手数料は85カナダドルです。

バイオメトリクスは、カナダの安全を確保し、移民システムの誠実性を保護するために使用されています。申請者にとっては個人を侵害しないやり方であり、同時に容易に識別できる手段とされています。バイオメトリクスは、すべてのビザ申請において義務付けられていますが、一部の例外もあります。

例えば、日本を含む約60カ国の国民はカナダへの観光ビザの取得を免除されており、バイオメトリクスの提出は必要ありません。(ただし、米国以外のすべての国民はeTAが必要です)

さらに、以下のカテゴリーの申請者は、カナダへの渡航においてバイオメトリクスを提供する必要はありません:

  • カナダ市民、市民権申請者(パスポート申請者を含む)、または現在の永住者
  • 14歳未満の子供
  • 79歳以上の申請者(難民申請者には年齢による免除はありません)
  • 国家元首および政府首脳
  • 他の国や国連の認可された外交官および閣僚、公式の業務でカナダに訪れる人
  • 米国ビザ保持者でカナダが経由目的の人
  • バイオメトリクスをすでに提出していて、学生ビザや就労ビザを申請している難民申請者
  • 一時滞在ステータスの申請中で、申請者がすでにPR申請でバイオメトリクスを提出している場合

Source:CIC NEWS

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Mika.F

Mika Fukuyama/カナダ政府公認移民コンサルタント College of Immigration and Citizenship Consultants (CICC)メンバー: R710017 Canadian Association of Professional Immigration Consultants(CAPIC)メンバー:R23092 大学在学中にカナダ留学を経験。卒業後、5年間日系のメーカー企業で営業として勤務した後カナダへ移住。MFIC Immigration Inc.の代表であり、別企業でImmigrtaion Consultantとしても勤務。

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