2021年9月20日から2022年12月31日の間に失効するPost Graduate Work Permit(PGWP)保持者は、1回限り延長できる可能性があります。
Sean Fraser移民大臣は、以前発表されていたPGWP延長の資格開始日を2022年1月から2021年9月に延長しました。
この新しいポリシーは、期限切れのPGWPを持っている人にとっては有利なもので、この変更は主に、2021年9月21日以降、エクスプレスエントリーによる移民申請の機会がなかったCanadian Experience Class(CEC)候補者に対応するためのものです。カナダ移民局は、移民申請の未処理案件に対処するため、PGWP保持者の申請数が多いCanadian Experience Class(CEC)の抽選を一時的に停止していましたが、7月6日に再開される予定を発表しています。
通常、PGWPは1回限り有効で、対象となるフルタイムのプログラムを卒業した留学生は、最長3年間のオープンワークパーミットを取得することができます。しかし今回の措置により、対象となるPGWP保持者は、最長18ヶ月の有効期間を持つオープンワークパーミットを新たに申請することができるようになります。
この特別措置は4月に発表されましたが、申請方法の詳細についてはまだ明らかにされていません。
一方、PGWPが失効した人は不安定な状況に置かれており、新しいワークビザの取得あるいは仕事を辞めたり、カナダを出なければいけない可能性があります。
毎年、何万人ものPGWP保持者が永住権を取得しており、2021年には88,000人以上のPGWP保持者が永住権を取得しました。PGWP保持者はカナダでの教育や仕事の経験があるため、すでにカナダの労働市場に順応しています。
政府は、5万人以上がこの措置の恩恵を受ける可能性があると述べています。
Source:CIC News