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クローズドワークパーミットで仕事を失った場合の対応方法

クローズドワークパーミットで仕事を失った場合の選択肢

カナダのクローズドワークパーミット(雇用主指定の就労許可証)を持つ外国人労働者は、許可証に記載された雇用主・職種・勤務地のみで働くことが義務付けられている。他の雇用主や職種、勤務地で働くことは違法となる。

仕事を解雇されたり自ら辞めた場合、現在のステータスが有効なうちに新しい雇用主からの雇用オファーを得て、カナダ国内から新たな雇用主指定ワークパーミットを申請できる可能性がある。

また、申請中に移民・難民・市民権省(IRCC)から一時的な就労許可を得て、新しい雇用主のもとで働き始めることも可能な場合がある。

新しい雇用主指定ワークパーミットの申請手順

現在のワークパーミットが有効なうちに、雇用主からの正式な雇用契約書と、必要に応じてLMIA(労働市場インパクト評価)またはLMIA免除番号を用意し、オンラインで申請する。申請料は155ドルで、追加書類やバイオメトリクスの再提出が必要な場合もある。

申請後、審査結果のレターが届き次第、ワークパーミット本体が郵送される前でも働き始めることができる。住所が変更になった場合は必ずIRCCに連絡する。

審査中の就労許可の取得

一時的な公的方針により、IRCCのウェブフォームから特定の手順で申請することで、新しい雇用主のもとで審査中に働く許可を得られる場合がある。申請時にはIRCC指定の特別な文面とコード「PPCHANGEWORK2020」を記載する必要がある。オンライン申請の場合、10~15日程度で結果がメールで通知される。

外国雇用主のためのリモートワーク

現在のワークパーミットが有効な間、カナダ国内から外国企業のためにリモートワークを行うことも可能。ただし、雇用主がカナダに拠点や事業、財務的なつながりを持たないこと、カナダの労働市場や顧客に関与しないこと、カナダ国内から給与を受け取らないことが条件となる。

ワークパーミットの有効期限が切れる前に、カナダを出国するか、滞在延長またはステータス変更(例:ビジターレコード申請)を行う必要がある。ビジターレコード申請はオンラインまたは郵送で可能で、費用は100ドル。申請は有効期限の30日前までに行うのが望ましい。

ワークパーミットやビジターレコードの申請をせずに有効期限が切れた場合は、カナダを出国し、他国からリモートワークを行うか、ビジタービザを取得して再入国する必要がある。

カナダ国内から外国企業のために働く場合でも、カナダの税務上の居住者となる可能性があるため、必要に応じてカナダ歳入庁(CRA)に確認すること。

ステータス維持と復活申請

現在のワークパーミットが失効する前に新しいパーミットを申請しない場合、通常はカナダ国外から再申請が必要となる。申請中に有効期限が切れた場合は「ステータス維持」となり、合法的に滞在できるが、運転免許証や健康保険証、SIN(社会保険番号)の更新はできない。

ワークステータスが失効しても、90日以内であれば復活申請が可能。オーバーステイや許可外の雇用主・職種で働いた場合などが対象となる。復活には元の条件を満たしていることと、他の違反がないことが必要。

優先審査対象の職種

農業・アグリフード分野や医療分野の一部職種は、ワークパーミット申請時にNOCコードを指定することで優先審査の対象となる。該当しない職種の場合は通常の審査となる。

参考サイト

カナダ雇用主指定ワークパーミットについて
https://www.canadavisa.com/canadian-temporary-work-visa.html

IRCC公式:雇用主・職種変更の手続き
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/work-canada/permit/temporary/extend/change-jobs-employers.html

ビジターレコード申請について
https://www.cicnews.com/2024/04/10-frequently-asked-questions-by-visitors-to-canada-0443451.html#gs.mtmr3x:~:text=Is%20a%20visitor%20visa%20the%20same%20thing%20as%20a%20visitor%20record%3F

カナダ歳入庁(CRA)連絡先
https://www.canadavisa.com/taxes.html

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