概要
カナダ政府は、カナダ・ウクライナ緊急渡航許可(CUAET)および関連の一時政策の対象として入国したウクライナ人と家族に対し、就労許可(オープンワークパーミット)の延長を認める新たな一時公的方針を2026年4月1日に施行しました。対象となる人は、最長3年の就労許可を1回だけ延長できます。これまでの同様の措置は2026年3月31日に失効していました。
適用期間と回数制限
延長申請の期限は2027年3月31日までです。新方針での延長は1人1回のみで、許可期間は最長3年です。
対象者の区分
到着時期により2つのグループに分かれます。
- グループ1:2024年3月31日までにカナダへ到着した人とその家族です。
- グループ2:2024年4月1日から2024年12月31日までに到着した人とその家族です。
申請に必要な条件
- 申請時点および審査完了時点の両方で、カナダ国内におり有効な一時滞在ステータスを持っている必要があります。
- 対象の一時公的方針に基づき発給されたオープンワークパーミットの保持者である必要があります。
- 本方針での延長は1回のみです。
グループ別の対象となる一時公的方針
グループ1
以下の方針(初期方針および延長を含む)の下で申請し、2024年2月4日時点で審査中だった人が対象です。
- CUAET(カナダ・ウクライナ緊急渡航許可)関連の一時公的方針です。
グループ2
以下のCUAET関連の一時公的方針が対象です。
- ウクライナ国民を各種移民要件から免除する一時公的方針です。
- 2023年4月1日からのCUAET更新に関する一時公的方針です。
- CUAETで申請した人および新規の一時滞在申請者に関する一時公的方針です。
- CUAETで到着した人に対するオープンワークパーミットおよび就学許可への継続的なアクセスを認める一時公的方針(初期方針とその延長)です。
申請手順
自分がどのグループに該当するかを確認し、IRCC(移民・難民・市民権カナダ)の案内に従ってオンラインで申請します。必要書類や入力方法はIRCCの専用ページで案内されています。
重要な注意点
- 一時公的方針は予告なく終了または撤回される場合があります。
- 延長の可否や許可期間は、個々の条件や提出書類により異なる場合があります。
CUAETの背景
CUAETは、2022年3月17日に導入された、ロシアによる侵攻で避難したウクライナ人とその家族に安全な受け入れ先を提供するための特別な一時滞在の枠組みです。これまでに約30万人がCUAETでカナダに到着しました。
関連する最近の方針
2026年1月16日には、カナダ国内に家族がいる一部のウクライナ人に対する永住権申請の一時公的方針に紐づけて、就労許可や就学許可の付与を可能にする新たな一時公的方針が導入されました。カナダは、イラン、スーダン、ガザ、ハイチなどの紛争や人道危機に対応するため、同様の一時的な人道目的の方針を随時設定しています。
参考サイト
IRCC(移民・難民・市民権カナダ)
https://www.canadavisa.com/ircc.html?utm_source=cicnews.com&utm_medium=article&utm_campaign=2026-01-01_canada-extends-work-permit-measures-for-ukrainians_71311
IRCC公式:ウクライナ関連の就労許可延長ページ
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/services/immigrate-canada/ukraine-measures/open-work-permit-extension.html
CUAET導入発表(2022年3月17日)
https://www.cicnews.com/2022/03/canada-launches-special-temporary-residence-pathway-for-ukrainians-0323260.html
CIC News
Canada extends work permit measures for Ukrainians(英語)
www.cicnews.com/2026/04/canada-extends-work-permit-measures-for-ukrainians-0471311.html