家族がいる場合の基本ルール
配偶者、事実婚のパートナー、または子どもがいる場合は、カナダに同伴しないとしても全員を永住権(PR)申請に正しく申告する必要があります。申告しないと審査が止まったり、申請が不許可になることがあります。
家族が同伴する場合は、申請で「同伴」として含めることで、あなたと同じタイミングでPRを受け取れます。
同伴しない家族がいる場合でも、申請書で全員を開示し、医療上カナダに受け入れ可能であることを示す必要があります。
申告が必要な家族の範囲
移民手続き上の「家族」には次が含まれます。
- 配偶者または事実婚のパートナー
- あなたの扶養子(子ども)
- 配偶者・パートナーの扶養子
- あなた、または配偶者・パートナーの扶養子の子ども
扶養子とは、22歳未満で、未婚かつ事実婚でない子どもです。22歳以上でも、22歳前から経済的に親に依存しており、身体または精神の事情で自立が難しい場合は扶養子に当てはまることがあります。
前のパートナーとの間の子どもも、親権の有無に関係なく対象に含まれます。
扶養子の数え方と年齢の扱い
扶養子には、あなたの全ての子どもと、配偶者・パートナーの全ての子ども(22歳未満で未婚・非同棲)、さらにそれらの子どもの子どもが含まれます。
PRの資格判定では「年齢ロックイン」の日が使われます。多くの制度では、IRCC(カナダ移民局)が完全なPR申請を受け取った日が基準日です(制度によってはもっと早い場合があります)。審査のあいだ、子どもが結婚や事実婚の関係にならないことも条件です。
申請で「同伴」として入れた扶養子は、申請が許可されるとあなたと同時にPRを受け取ります。「非同伴」として申請に載せた場合でも、あなたがPRになった後に、条件を満たせば家族スポンサーとして招へいできる可能性があります。
同伴か非同伴かに関係なく、すべての扶養子は申請書に載せる必要があり、必要に応じて定住資金の家族人数にも数えます。
家族全員の移民用健康診断
PR申請では、同伴か非同伴かに関係なく、家族全員が移民用健康診断(IME)を受ける必要があります。IRCCは、今すぐ渡航する人だけでなく、家族全体として医療の受け入れ可否を見ます。
すべての扶養家族の診断をそろえないと、審査が遅れたり止まったり、申請が不許可になることがあります。将来その家族をスポンサーする可能性を守るためにも、全員分の診断結果が必要です。
2025年8月21日以降、Express EntryでのPR申請は、申請時点で主申請者と家族全員の健康診断結果の提出が必要になっています。
配偶者を「非同伴」にする判断
Express Entryのプロフィールでは、配偶者を「非同伴」として記入できます。ただし、これは本当に同伴しない見込みがある場合(たとえば本国での家族の事情や仕事の都合など)に限られます。
本当は一緒にカナダに住む予定なのに、CRS(総合ランキングシステム)の得点を上げるためだけに「非同伴」と申告し、あとでPR申請に追加するやり方は許可されていません。
そのような不誠実な申告は「虚偽申告」に当たり、申請の不許可や、最長5年間の移民申請禁止につながります。非同伴にする場合は、同伴しない明確で正当な理由を用意する必要があります。
参考サイト
カナダ移民の無料適格性診断
https://www.canadavisa.com/assess/canada-immigration-assessment-form.htm
定住資金の基準ページ
https://www.canadavisa.com/canada-immigration-settlement-funds.html
移民用健康診断(IME)の案内
https://www.canadavisa.com/visiting-canada-find-out-if-you-need-a-medical-exam.html
Express Entryの申請時に健康診断が必要になったお知らせ
https://www.cicnews.com/2025/08/express-entry-starting-today-candidates-will-need-a-medical-exam-to-submit-their-pr-application-0858865.html
Express Entryの概要
https://www.canadavisa.com/express-entry.html
CRS(総合ランキングシステム)の解説
https://www.canadavisa.com/express-entry-comprehensive-ranking-system.html
CIC News
What every permanent resident applicant with a spouse, common-law partner, or child needs to know(英語)