移民

オンタリオ州、永住権に向けた新たな申請経路を近日創設へ

概要

オンタリオ州が、州推薦を通じてカナダ永住権を目指す人に向けて、新しい申請ルートを用意します。移民大臣デービッド・ピッチーニ氏は、研究、料理、起業などの分野で活躍する人材をたたえる「タレント」系の新ストリームをオンタリオ州移民ノミニー・プログラム(OINP)に設ける方針を示しました。11月25日の州法案30号の第3読会で発言し、近く新しいストリームを導入すると述べました。法案は11月27日に成立しました。詳細はまだ公表されていません。

背景と狙い

技能職ストリームの停止と影響

11月14日に、OINPの「エクスプレス・エントリー:技能職ストリーム」の受付が停止され、審査中の申請は全て返却の対象になりました。審査の結果、適合性や取り締まりに関する広い問題、そして適用条件にからむ虚偽申告の疑いが見つかったためです。申請料は返金されます。これにより、オンタリオ州の推薦枠の一部に余裕が生まれ、技能職や他の職種をどのように選ぶか、制度の再設計が求められる状況になりました。

Bill 30 による権限強化

法案30号により、大臣はOINPの各ストリームをより速く新設・変更・閉鎖できるようになりました。不正リスクや労働市場とのずれが疑われる場合、申請を早期に返却することも可能になります。これにより、停止中の技能職ストリームの代わりに、より的を絞った新オプションを作るための道具が整いました。

今年のドロー停止の動き

今年は、修士卒業者ストリーム、博士卒業者ストリーム、起業家ストリームで指名の抽選が実施されていません。州が限られた推薦枠を、優先度の高い目標や労働需要により合う分野へ振り向けている兆しです。

2026年に向けたPNP枠の拡大

2025年のOINP推薦枠は1万750件で、2024年の2万1500件から半減しました。これは、連邦政府の移民計画で2025年の州推薦(PNP)の受け入れ目標が11万件から5万5000件へ半減した流れを受けたためです。その後、最新の移民計画でPNP目標は9万1500件に引き上げられ、2025年比で66%の増加になりました。2026年のオンタリオ州の具体的な配分は未公表ですが、全国のPNP枠が広がることで、新ストリームの立ち上げや既存カテゴリ間の配分見直しが進む可能性があります。

参考サイト

Ontario Immigrant Nominee Program (OINP)
https://www.canadavisa.com/ontario-provincial-nominee-program.html

Assess your eligibility for enhanced PNP streams
https://canadavisaplus.com/assessment?utm_source=cicnews.com&utm_medium=article&utm_campaign=2025-11-28_ontario-set-to-launch-new-pathways-to-permanent-residence_62791

OINP Skilled Trades Stream suspension
https://www.cicnews.com/2025/11/ontario-immigrant-nominee-program-suspends-skilled-trades-stream-suspends-express-entry-skilled-trades-stream-1162152.html

Immigration Levels Plan (CanadaVisa)
https://www.canadavisa.com/canada-immigration-levels-plans.html

Canada to increase provincial immigration by 66% in 2026
https://www.cicnews.com/2025/11/canada-to-increase-provincial-immigration-by-66-in-2026-1161733.html

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