直近CEC抽選で招待対象となる典型的プロフィールとCRS例の解説

直近のCEC抽選の傾向

2025年8月以降のカナディアン・エクスペリエンス・クラス（CEC）では、毎回1,000件の招待（ITA）が出され、カットオフはCRS533点または534点でした。CECで永住権を目指す場合、この得点帯に届く条件が目安になります。以下は、直近のCEC抽選で招待対象になり得る架空の例です。

想定プロファイル一覧

例1：Michael Hassan

未婚のエンジニアです。UAEの大学で工学学士を取得後、ソフトウェアエンジニアとして1年の海外勤務を経験しました。カナダのトロント大学で2年の修士課程を修了し、3年間のPGWPを取得後、クラウドエンジニアとしてカナダで2年の就労経験を積みました。英語はCLB9で、フランス語は話しません。プロフィール作成時の年齢は27歳です。CECの要件（カナダでの熟練職1年以上）を満たしています。

この得点なら直近のCECカットオフを上回ります。

例2：Lynn Jones

イングランド本社の多国籍企業でマーケティング責任者として5年以上の海外就労経験があります。在職中にメディア・コミュニケーションの修士をパートタイムで修了しました。社内異動のインターナルトランスファーでカナダ支社に移り、カナダで3年働いてCECの要件を満たしています。英語はCLB10、プロフィール提出時は31歳です。

この得点なら直近のCECカットオフに届きます。

例3：Neha と Nikhil Malhotra（主申請者：Neha）

Nehaはインドで経済学の学士を取得後、成長アナリストとして1年働きました。カナダで2年のデータサイエンス修士を修了し、PGWPでカナダのコンサルでデータアナリストとして2年の就労を積みました。英語はCLB9、フランス語は話しません。申請時点でNehaは29歳、配偶者のNikhilは35歳です。Nikhilはインドで博士号を持ち、英語CLB10、カナダ就労はありません。

この得点なら、主申請者をNehaにした場合、2人ともCECでITAを受け取れます。

例4：Aisha Jalal

ナイジェリア出身です。アルバータ大学で商学の学士（4年）を修了し、3年のPGWPを取得しました。就職活動ののち、カナダの銀行でファイナンシャルアナリストとして2年働き、CEC要件を満たしました。英語はCLB9、フランス語はNCLC7です。プロフィール提出時は25歳です。

この得点なら直近のCECカットオフを上回ります。

参考サイト

Canadian Experience Class（CEC）

https://www.canadavisa.com/canadian-experience-class.html

Express Entry概要

https://www.canadavisa.com/express-entry.html

Intra Company Transfer（社内転勤）

https://www.canadavisa.com/intra-company-transfer-program.html

CECプロフィール診断

https://canadavisaplus.com/assessment?utm_source=cicnews.com&utm_medium=article&utm_campaign=2025-11-17_these-are-the-types-of-candidates-getting-invited-in-the-most-recent-canadian-experience-class-draws_62170