よくあるミスと対策
スピーキングは準備量が点数に直結しやすい領域です。次のポイントを外すと評価が下がりやすいので、練習段階から意識して修正します。
1. えー・あーなどのフィラー連発
フィラーは自然な会話では起こりやすいですが、評価にはつながりません。言いよどむときは短く静かに間を取り、次の文に入る前に一呼吸おく練習をします。「えー」「その」「まあ」など意味を足さない語は極力外します。
2. 接続詞やつなぎ表現の単調さ
「and/but/so」だけに頼ると構成が単調に聞こえます。「in addition」「as well as」「furthermore」などの多様なつなぎを使い分け、対比は「however」「nevertheless」「nonetheless」などで変化をつけます。話の展開を示す語の幅が論理性の評価を押し上げます。
3. 語彙の幅が狭い
難語を詰め込むより、重複を避けて適切な言い換えを使えるかが重要です。例えば「big」を繰り返さず、「massive」「significant」「enormous」「gigantic」など文脈に合う同義語へ置き換えます。練習時にテーマ別の言い換えリストを作ると安定します。
4. なまりを気にしすぎる
発音の訛り自体は減点対象ではありません。伝わらないレベルでなければ、気にかけるべきは文法の正確さ、多様で適切な語彙、そして問いに十分に答える内容の厚みです。
5. 目的に合わないトーン
課題の状況に合わせて話し方を切り替えます。上司への報告などのフォーマル場面では、スラングや不必要な短縮形を避け、丁寧で明確な表現に寄せます。友人への相談などカジュアル場面では、自然な会話調に緩めます。プロンプトを丁寧に読み、場面・相手・目的に即したトーンに調整します。
6. 時間配分の不足
スピーキングにはタイマーがあります。全時間を有効に使い、序盤で話しすぎて結論が駆け足にならないよう、配分を決めて練習します。例:導入20%、要点展開60%、結論20%の目安で整えます。
実践のコツ
- メモは「キーワード+矢印」で論点の順番だけを素早く可視化します。
- 各設問で「結論→理由→具体例→まとめ」の型を安定させます。
- 録音してフィラー回数、接続詞の種類、語彙の重複をチェックします。
- フォーマル/インフォーマルのペア練習でトーン切替えを体に覚えさせます。
受験日予約
準備計画を立てやすくするため、目標スコアと受験日を先に決めて逆算します。空き状況は公式サイトで確認できます。
準備に使える無料リソース
公式の無料練習問題、各コンポーネントの解説動画、専門家のアドバイス、毎月ライブ配信の「Speaking Pro」セッションなどが利用できます。
スピーキング特化ウェビナー
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参考サイト
ウェビナー登録(5 Steps That Instantly Increase Your CELPIP Speaking Scores!)
https://www.cicnews.com/?p=59798&preview=true
Preparation Resources for CELPIP(公式無料リソース)
https://www.celpip.ca/prepare-for-celpip/free-resources/?utm_source=CV&utm_medium=Article&utm_campaign=CV2025&utm_id=CV+Article
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https://www.celpip.ca/take-celpip/find-a-test-date?utm_source=CV&utm_medium=Article&utm_campaign=CV2025&utm_id=CV+Article
CIC News
Common Errors to Avoid on the Speaking Component of the CELPIP Test(英語)