ITA後60日の提出期限と遅れやすいポイント
Express EntryでITA(招待)を受けた後は、60日以内に必要書類をそろえた永住権申請を完了して提出する必要があります。中でも無犯罪証明(Police Certificate)は発行に時間がかかる国が多く、期限内に間に合わない大きな原因になりやすいです。プール参加中から準備を始めると遅れを防げます。
求められる無犯罪証明の範囲
IRCC(カナダ移民局)は、18歳以降に6か月以上連続で住んだすべての国(カナダを除く)の無犯罪証明を求めます。多くの場合は、その国や地域の警察や政府機関に自分で申請します。数日で出る国もありますが、数か月かかる国もあります。無犯罪証明は、犯罪歴の有無を確認し、カナダに入れない理由がないかを判断するために使われます。
期限に間に合わない場合の対応
最大限早く動いたのに期限に間に合わないときは、次の2点を提出します。
- 事情説明レター(なぜまだ提出できないかの説明)
- 60日以内に入手しようと全力で動いた証拠
有効な証拠の例は、申請受領メールや支払い領収書、発送通知や追跡番号、発行機関からの遅延説明などです。これらは国ごとの無犯罪証明のアップロード欄にまとめて入れます。審査官が内容を確認し、合理的な努力があったと判断すれば受理されますが、十分でないと判断されると不備として却下されます。無犯罪証明も説明・証拠も出さずに提出すると、申請は不完全として処理拒否になります。
合理的な努力を示す書類がどうしてもそろわない場合は、今回のITAを辞退する選択肢があります。辞退すると(プロフィールの有効期限が切れていなければ)プロフィールはプールに戻りますが、次回以降の招待は保証されません。
発行にIRCCの依頼状が必要な国の扱い
一部の国は、IRCCの公式依頼状がないと無犯罪証明を発行しません。この場合でも、60日以内に申請全体を提出できます。無犯罪証明の欄には、その国ではIRCCの依頼状が必要であることを明記した説明文をアップロードします。申請がほかの点で完備していれば、IRCCから入手方法の案内が届きます。
取得方法と呼び名、準備するもの
無犯罪証明の呼び名は国によって、Police Clearance Certificate、Good Conduct Certificate、Judicial Recordなど異なります。手数料、写真、指紋、滞在住所とその期間の一覧などが求められることがあります。国別の入手方法や窓口はIRCCの公式ページで確認できます。
提出形式と翻訳のルール
IRCCは原本のカラースキャンのみ受け付けます。認証謄本や許可のないコピーは不可で、不受理になります。英語またはフランス語以外で発行された場合は、原本と有資格の翻訳者による翻訳を一緒に提出します。
有効期限の考え方
現在住んでいる国の無犯罪証明は、永住権申請の提出日から見て6か月以内に発行されたものが必要です。過去に18歳以降6か月以上連続で住んだ国の無犯罪証明は、その国での最後の滞在が終わった日以降に発行されたものである必要があります。
参考サイト
各国の無犯罪証明の取り方(IRCC公式)
https:\/\/www.canada.ca\/en\/immigration-refugees-citizenship\/services\/application\/medical-police\/police-certificates\/how.html<\/a><\/p>
CIC News
A common reason Express Entry candidates miss their ITA deadline, and how to avoid it(英語)